需要は微妙というけれど
飲食店でアルバイトを始めて2年以上経ったので、調理師免許でも取ろうかと考えている。
調理師免許は、調理学校に行けば実務経験がなくても取得することができる資格だ。
専門学校に行かない場合は、2年以上の実務経験を経て受験資格を得ることで受験できる。
実務経験の証明として、働いている勤務先に書類を揃えてもらわなければならない。
調理師の仕事は、調理師の免許がないとできないというものではない。
食品衛生責任者の資格は必ず必要になるが、これは特に受験資格というものなはく、所定の講習を受けることで取得できてしまう。
では調理師免許は何の役に立つのかというと、技術の証明くらいのものだ。
しかし、アルバイトで調理師をしていました、といっても実務経験として不確かだし、これから本格的に調理の仕事をしたいと思ったら、やはり資格を取得してスキルをアピールできるほうが有利ではないかと思ったのである。
今第一線で活躍している料理人は、40代くらいの人が多いかと思うが、彼らのころは資格よりも経験ありきだったので、調理師の免許を取得している人は少ないかもしれない。
しかし自分と同じ年代で調理師として働いている人は、かなりの確率で資格を取得しているようだ。
まったくの未経験で飲食店のアルバイトをはじめ、ほとんど自己流で料理の知識を身につけたので、自分のやり方で本当にいいのかな、という疑問もある。
こうした不安を払拭するためにも、調理師免許は自分にとって取得する価値があるように思う。
調理師免許のいろいろ
前述したように、調理師免許がないと料理の仕事ができないというわけではないが、資格の中には栄養関連の問題も少なからずあったりして、資格取得を目標とした勉強をすることで、自分に持ち合わせていない知識を習得できると思っている。
また、今のところ予定はないが、ふぐを調理するためには専門の免許が必要になるのだが、その免許は調理師免許がないと受験できないらしいのだ。
ふぐの料理人になりたいというわけではないが、今後のことを考えて、資格を取得できるものならしておいたほうがよいのではないだろうか。
食に関する資格はほかにもいろいろある。
しかし国家資格となるとかなり限られてきて、自分に合っていると思われる国家資格は調理師免許しかない。
今後料理の世界に就職したいと思ったら、やはり今のスキルにプラスして免許があったほうが有利になると思うので、オーナーと相談しながら前向きに資格取得を検討してみよう。
合間に民間資格もチェックしてみて、これはと思う資格があれば、受けてみてもよいかもしれない。
フードアナリストの資格も気になるが、登録料に20,000円かかるというところがひっかかっている。