自分に合った読み方がおすすめ
あなたは読書をするときにどのような読み方をしていますか?というアンケートをとってみた結果、人によって異なる読書スタイルが存在していることがわかりました。
どんな読み方でも自由ですが、大切なことは読書の時間を有意義に過ごすことです。
本の内容をきちんと理解しながら効率良く読む方法としては、どのような読書スタイルが好まれているのか確認してみましょう。
通しで読む
読書スタイルの中で最も多かったのは、最初から最後まで一気に読み進めていくものです。
例えば推理小説を読んでいる場合は、先の展開が気になってしまい他の事が手に付かなくなるほど夢中になってしまうものです。
そのため、自由な時間が十分に確保できる時でなければ読書ができないという方も多いです。
通しで読むと全体的な流れをぼんやりとしか覚えられない場合もあるため、一度読みきったらもう一度読み返して内容をしっかり把握しているという方も多いです。
通しで読むことが多いとの意見は約半数の方が実践している読書スタイルになります。
この読み方が必ずしも正解というわけではなく、その他の読み方が自分に合っているという場合にはそちらの方法を実践しても構いません。
斜め読みや飛ばし読み
いきなり全ての内容を読み進めるよりも、全体的な流れを掴むために斜め読みをしたり、重要な部分だけを先に知りたいので飛ばし読みをするという意見も約4割存在しています。
効率良く内容を理解したいという場合には有効な方法と言えますが、本の内容によってはオチが先にわかってしまったので経緯についてはどうでもよくなってしまう場合が多いため、場合によってはあまり推奨できる読み方ではない可能性もあります。
ただし、物事を解説する本の場合は内容を理解するためにも役立つと考えられるため、とても良い読み方になるでしょう。
このような読み方を普段から実践していると、速読の練習にも繋がっているため自然に読むスピードが早くなることが多いです。
以前は本を読むスピードがとても遅かったので読書が苦手だったという方も、いつの間にか読書が大好きになる可能性もあります。
できるだけ色々な本を読むクセを身につけて、読書の良さを実感してはいかがでしょうか。
熟読する
とにかくしっかりと内容を把握しながら本を読まなければ気が済まないとの意見も多く、大事な部分には付箋を付けてみたり、蛍光ペンでラインを引いたりなど勉強をするようにして本を読むのが定番だという方もいます。
一冊の本を読み終えるまでには時間がかかると思われますが、確実に本の内容を理解したうえで長い期間内容を覚えておくことができるという読み方になります。
限られた読書時間しかないという場合には、ある意味効率の良い読み方と言えます。