立ち寄った飲食店で

ネットの力

ここ最近はネットで口コミがあっという間に広がるようになってきたせいで、飲食店の管理者や経営者はかなり戦々恐々としているようです。
つい夏頃にはコンビニのアイスのケースに中に全身を入れたり、居酒屋の厨房内で冷凍の食材を加えて遊んだりしているところを写真にとってTwitterに投稿するといったアルバイトがかなり見られましたが、中にはその写真のせいでお店が営業停止になったりひどいときには廃業にまで追い込まれてしまったりということもありました。
そこまでひどくはなくても、レストランなどではお店をまとめて紹介するサイトに利用者からの口コミが書き込みされるので、接客やお店の雰囲気などがかなり辛口に採点されてしまいます。
たとえ単なる中傷であっても一度情報として書き込みをされると完全に消すのは難しいので、お店はなんとかしてその悪評を打ち消すことができるような良い評判を書き込みしてもらえるようにと工夫をこらすことになります。

俺としても例えアルバイトといえども自分が働いているところが悪く言われるのはやっぱり嬉しくはないので、ちょっとでも評判がよくなってくれるように接客についての勉強をしているところです。
ですが店長なんかに言わせると接客では一応マニュアルらしきものはあるにしても、これをしたら絶対に正解というようなものはないのだと言います。
よく営業の電話やフランチャイズ系のお店なんかで見かけますが、口調はすごく丁寧だし言い方もゆっくりはっきりとしているけれどもなんとなく心が感じられないというか、「そうしろと言われているからそうしているだけ」というような態度の人がいたりします。
そうした人たちは知識として接客を覚えているけれども、気持ちが接客をしているというふうに切り替わっていないのでどこか冷たいというか、仕事で仕方なくやっている感がにじみ出てしまっているのでしょう。

同業者だからこそわかるけれども…

話がそれましたが、そんなわけで個人的に外のお店で外食などをするときにはできるだけそのお店でどんな接客をしているかを観察するのがクセになってしまっています。
先日友人数人とある小さなレストランに入ったのですが、そこでの店員さんの対応方法がとても素晴らしくて思わず感動してしまうというようなことがありました。
そのお店は昼間は厨房の人と学生アルバイトらしき人が数人という小さなところだったのですが、お昼時ということもあってそこそこ混んでいてバイトの子たちがかなりせわしなくあっちこっちと歩きまわっていました。
俺たちが店に入ったときからほぼ満席で正直どうしようかと迷ったりもしたのですが、すぐにこちらの存在に気が付きすぐに笑顔で話しかけてきてくれました。
細かいところを挙げるときりがないので省略しますが、普通それだけ忙しかったらちょっとイラついた態度が見えたり、適当にあしらうような対応があってもよいところ、そのお店ではとても丁寧に最後まで対応をしてくれていたのでした。
アルバイトにそこまで丁寧な接客をさせているのだから、きっとよい店長さんなんだろうなと思ったりもしました。